ラピスラズリ

ラピスラズリは9月と12月どっち?誕生石の意味と由来をやさしく解説

「ラピスラズリって9月の誕生石?それとも12月?」

実はどちらも正解で、それぞれにちゃんと理由があります。

今回は、そんなラピスラズリの誕生石としての意味や魅力について、シンプルにまとめました。

この記事では、

ラピスラズリは9月と12月どっちの誕生石?
ラピスラズリの石言葉や由来とは
ラピスラズリの特徴と扱い方のポイント

についてご紹介します。

誕生石とは

それぞれの生まれ月の宝石には意味があり、これを身に着けていると幸せが訪れると信じられています。
誕生石の由来は必ずしも明らかではありませんが、旧約聖書の「エジプト記」に出てくるイスラエルの祭司長の胸当てにはめ込まれた12種類の宝石、そして「ヨハネの黙示録」中に理想郷として描かれた聖都の12 の城門の土台を飾る宝石に由来するもので、これらはイスラエルの12の部族あるいは12の使徒の象徴とされています。

出典:誕生石 | 一般社団法人日本ジュエリー協会

1. ラピスラズリは9月と12月どっち?

「ラピスラズリって、9月の誕生石って聞いたことあるけど、12月って言う人もいる…どっちが本当?」

結論から言うと、ラピスラズリは“9月でも12月でもOK”な誕生石なんです。

なぜかというと、国や文化によって誕生石の決め方が違うからです。

つまり、どちらが「正しい・間違い」ではなく、「その国の考え方や伝統によって違う」というだけのこと。

「自分にとって意味があるかどうか」で選んでもまったく問題ありません!

1.1 日本では「12月の誕生石」として公式に決まっている

日本ジュエリー協会が定めたリストの中では、ラピスラズリは12月の誕生石とされています。

ラピスラズリの深い青色は、「冬の夜空」や「年末の静けさ」を連想させるため、12月のイメージにぴったりの宝石なんです。

実際に、12月生まれの人への誕生日プレゼントや記念日の贈り物としても、定番の石となっています。

日本で「誕生石の贈り物」を探しているなら、ラピスラズリは12月生まれの人にぴったり!

1.2 海外では「9月の誕生石」として紹介されることも

国や地域によっては、ラピスラズリを「9月の誕生石」として扱っているところもあります。

これは、国や文化によって「誕生石の決め方」が違うからです。

たとえば──

・旧暦に基づいて誕生石を決めている
・ラピスラズリは「知恵」や「真実」を象徴する特別な石として、秋に身につけると良いとされていた文化

そのイメージが、秋の始まりの月=9月と結びついて、9月の誕生石として選ばれているケースがあるのです。

つまり、ラピスラズリは9月の誕生石としても、12月の誕生石としても、どちらも間違いではありません。

2. ラピスラズリの魅力と意味とは?

2.1 ラピスラズリ|石言葉と効果

石言葉:

  • 真実
  • 直感
  • 知恵
  • 幸運の引き寄せ

特に知られているのは、「本当の自分に気づくきっかけを与えてくれる」という効果です。

迷っているとき・決断に悩んでいるときに、
心の奥にある“本音”や“直感”を引き出してくれると言われています。

「悪いものを遠ざける」「人間関係を良くする」といったお守りのような役割もあるため、恋愛や仕事、人付き合いに悩んでいる人にもぴったり◎

2.2 ラピスラズリ|歴史と名前の由来

歴史:

ラピスラズリは、とても古い時代から「特別な石」として大切にされてきたパワーストーンです。

  • ツタンカーメンの黄金マスクにも使われている
  • 古代では「神の石」として神殿やお守りに使われていた

名前の由来:

  • 「Lapis」(ラテン語で“石”)
  • 「Lazuli」(アラビア語の“青”)

を組み合わせたもの。つまり、「青い石」を意味します。

2.3 ラピスラズリ|「持つ人を選ぶ石」と言われる理由

ラピスラズリは「本音と向き合う石」とも言われます。

そのため、自分の気持ちをごまかしていたり、無理をしていると、ラピスラズリが合わないと感じることもあります。

逆に、「自分らしく生きたい!」と願っている人にとっては、本当に力強い味方になる石です。

最初はブレスレットや小さなお守りなど、気軽な形で取り入れるのがおすすめです。

3. ラピスラズリの特徴と扱い方のポイント

3.1 ラピスラズリの特徴とは?

天然のラピスラズリはひとつとして同じ模様がなく、一点物の美しさを楽しめます。

色合い:

深い群青色。金色の斑点(パイライト)入りが多い

硬度:

やや柔らかい(モース硬度5〜5.5)

見た目:

星空のような輝きで、天然の模様が魅力

ほかの石とぶつけたり、落としたりすると欠けたり割れたりしやすいので注意が必要

3.2 ラピスラズリのお手入れと保管のコツ

ラピスラズリはとても繊細な石なので、強い刺激や水に弱い性質があります。

お手入れと保管のコツをいくつかご紹介します。

お手入れのポイント

・水洗いはNG:

水に濡れると変色したり、ヒビが入ることがあります。

・使い終わったら柔らかい布で拭く:

メガネ拭きのような布で、やさしく拭くだけでOK。

・汗や皮脂にも注意:

身につけた後は軽く拭いてからしまいましょう。

保管のコツ

・直射日光を避ける:

太陽の光に長く当たると、色あせの原因になります。

・乾燥した場所に置く:

湿気も大敵。布袋に入れて保管すると安心です。

・他の石やアクセと分けて保管:

ぶつかると傷つくので、個別に包むのがベスト。

3.3 ラピスラズリを長く楽しむための浄化方法

ラピスラズリは、人の気持ちやエネルギーを吸収する石なので、ときどき“浄化”してリフレッシュさせてあげると効果が長持ちします。

おすすめの浄化方法

  • 月光浴(満月の夜がベスト)
  • セージの煙にくぐらせる
  • 水晶クラスターの上に置く

ラピスラズリは塩や流水ではかえって傷んでしまうことがあるので注意してください。

3.4 ラピスラズリ×他の石|相性・組み合わせ例

ラピスラズリは他の石と組み合わせて使うと、効果がより引き出されやすくなります。

ブレスレットやネックレスの組み合わせアイデアを3つご紹介します。

ラピスラズリ × 水晶

ネガティブな気を浄化して、スッキリした気分に

ラピスラズリ × タイガーアイ

決断力アップ、仕事運・金運のサポートに

ラピスラズリ × アメジスト

心を落ち着かせたいときや、深い直感が欲しいときに

4. まとめ

「9月なの?12月なの?」と迷っていた方も、ラピスラズリがどちらでもOKなことがわかってホッとしたのではないでしょうか?

ラピスラズリは、見た目の美しさだけでなく、心を整えたり運を引き寄せたりしてくれる力もあります。

大切なのは、「自分がこの石に惹かれるかどうか」。

ぜひ、自分らしいラピスラズリを見つけて、毎日にちょっとしたパワーをプラスしてみてくださいね。

▼「パワーストーンの色ごとの意味・効果を知りたい」という方は下の記事をご覧ください。

  • この記事を書いた人

すとーんほりっく

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